取組の背景
- 大学入学者の基礎学力の低下傾向
- 多様な入試:専門高校/普通高校/高専・推薦/学力
⇒入学者間の学力レベル/質のばらつき
現在の学習サポーター制度の概要(プログラム開始以前)
【対象学生】
基礎学力に不安を感じる学部1~3年生
【学習サポーター】
先輩の修士・博士課程大学院生
【支援方法】
学生3人とサポーター1人の組合せ
毎週1回90分学習支援(1学期に15回)
→毎回サポーターから管理者へ報告書
【これまでの実績】サポーター数と学生数(参考:学部1~3年の学生数は約700人)
サポートを受けて役に立ったこと
- わからないことがわかった。説明がわかりやすくて理解できた。不十分な点を補えた。講義の内容が少し理解できるようになった。解らない問題が解るようになった。
- レポートの書き方などを教えてもらった。レポートができた。
- 先輩だからこそ知っていることを教えてもらった。大学や各課程の話を聞けた。大学の課程配属などについても気軽に相談できた。
- やる気の向上
サポーターをやって良かったと思うこと
- 教える喜び
学生がサポートにより理解を深めてくれることはサポーターとして喜びを感じられた。学生にやる気があるので、教え甲斐があった。相手に教える喜びや難しさを改めて感じた。
「ありがとうございました」の一言。
- 指導力の要請
自分の指導能力の向上につながった。
- 学部の授業の理解が深まる
自分の中で専門基礎科目の再確認を行うことができた。自らの理解度が露呈され、補うために毎週勉強できる機会を与えてくれたことに感謝します。
- 先輩・後輩の関係を実感
縦の繋がりができたことで、学部生に大学院や研究室の様子を話す機会にもなったことが良かったと思う。
後輩との意見交換が楽しかった。自分の学生生活について感じたことを下の学生に教えられるので、自分のしてきたことが無駄じゃないと思った。また、違う研究室のサポーターと情報交換ができたのもよかった。